今週は出張で愛媛県の松山市に滞在しています。
折角なのでラーメンを、と思ったのですが、ガイドブックには一切載っていない…。
しかも愛媛出身の方には「悪い事は言わないから食べない方がいい」と言われる始末。
うーん、ここまで言われると、逆に気になっちゃいますね。
という事でネットで色々調べてみると、松山には「瓢系」という勢力があるらしい。
で、そのなかでも有名という「瓢太(ひょうた)」さんへ行ってみました。
引き戸を開くと、先客は居なくて、どこからどうみても居酒屋さんな造り。
これは何か頼んでからじゃないと駄目なのか?と思い、ビールとおでんを注文。
薄口のいい出汁が染みていて、美味しかったですね〜。
もつ(砂肝)、すじ肉、サザエやタニシ等、こちらにはない具材も色々ありました。
おでんとビールをおかわりした所で、後客のカップルが入店。
「ご注文は?」と聞かれ、「中華そば2つ」と即答する彼氏。
なに?ラーメンだけでも良かったんだ!まぁ美味しかったからいいや…。
という事で、〆の一杯となる「中華そば」(600円)を注文。
胡椒の香りがプーンとします。
豚骨ベースと思われるスープは、こっさりした感じですが、とにかく甘〜い!!
丼に砂糖を一掴み入れたような甘さです。こういう味が好まれる文化なのでしょうか?
白っぽい細めのストレート麺はやや柔らかめでしたが、多加水麺なのか、最後まで延びませんでした。
具材はチャーシュー、メンマ、小ねぎと、至ってシンプル。
角煮のようなチャーシューは柔らかくて、スープ同様、甘めに煮込まれています。
メンマは、おでんの竹の子と同じような下味がついていました。
ところ変われば、ラーメンどころか店舗形態まで変わる。
なかなかいい勉強をさせて頂きました。
瓢太(ひょうた)
愛媛県松山市三番町6-1-10
TEL 089-931-5133
営業時間 11:30〜22:00
定休日 日曜日
駐車場 なし
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