残念ながら閉店されてしまった、琴似の有名店「桑名」本店。
若かりし頃に濃厚なラーメンの美味しさを教えてくれた店だけに、寂しさが募ります。
その「桑名」さんの娘さん夫婦が営業されているのが、二十四軒の「名じま」さん。
以前紹介した「
東家卯門」さんの並びで、駐車場も共用です。
メニュー筆頭の「みそラーメン」(650円)を注文。
ラーメンは通常の三味のみで、「とんこつ」は無いんですね。
背脂が浮かぶスープは、桑名のような濃厚な豚骨とは違う、スタンダードな札幌みそという感じ。
あっさりめで香辛料も控えめなせいか、ちょっとパンチが乏しい気がしました。
卓上の粗びき唐辛子やおろしニンニクを加えて、調製は可能です。
西山製麺の中太縮れ麺は、スープには合っているが、気持ちのび気味。
具材は、チャーシュー、メンマ、刻み長ねぎ。
チャーシューは味が染みて柔らかく、細目のメンマはコリコリした食感でした。
ラジオが流れる、白と淡い緑で統一された店内は、カウンター4席と2〜4人掛けのテーブルが6卓。
テーブルが多めで家族連れでも大丈夫ですが、全席喫煙化なのが玉にキズです。
今回はみそにしましたが、このスープなら正油の方が好みかも?と思いました。
値段は控えめですし、今後に期待します。