やっと札幌に帰ってきました。
出張中は忙しかったけど、色々歴史を感じる建物や文化を肌で感じる事ができました。
でも歴史の浅い札幌でもそれなりにはあるよなぁ?と思い立ち、長らく懸案事項だった、市電「幌南小学校前」近くの「アジャンタ インドカリ店」へ。
1971年から提供を始め(当時は具なし)、1975年から現在の形での提供となったという、札幌スープカレー発祥の地とも言える老舗です。
「スープカレー」という単語がない時代からの営業ですので、このお店では「薬膳カリィ」と呼んでいますけどね。
定番中の定番、「とり」(1,100円)を注文。
辛さの指定はなく、卓上のスパイスで調整します。
油の幕で覆われたスープは、店員さんが言う通りに底からすくって飲むと、濃厚だけどスッキリした味で、あまり薬っぽい感じはしませんでした。
デフォルトで普通のカレーの辛口位ですかね?辛い物が苦手な方には厳しいかも。
ライスは普通の白米ですが、甘酸っぱいらっきょうが添えられています。
私は普段はライスを1杯づつスプーンですくって、スープに浸して食べますが、ライスをドバッと投入してリゾット風にして食べた方が、油っぽさは軽減されます。
具材はチキンレッグが2本に、ピーマン、人参と、至ってシンプル。
チキンは2等分されていて、柔らかくて美味しかったです。
本音を言えば、チキンを1本にして、もう少し野菜が欲しいところですけどね。(^^;
古い一軒家を改装した店内は、インドやアンティーク調の置物が飾られ、ビッグバンドのBGMが流れる落ち着いた雰囲気。
少し値段が高めで好き嫌いも分かれそうですが、ボリュームもあって、何よりも「老舗で食べた!」という達成感が大きいですね。
営業時間が短く、1日50食限定とハードルが高いので、行かれる方はお早めに。
アジャンタ インドカリ店
札幌市中央区南22条西7丁目1-10
TEL 011-521-7040
営業時間 11:30〜15:00
定休日 月曜日、金曜日
駐車場 あり
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