親戚周りを終えて、どこかで昼食を食べて帰ろうと思ったのですが、年末からの食べ飲み疲れで、胃はもたれるわ、肝臓はフル稼働状態。
あまり負担にならないものを食べようと、ふと思い出した簾舞の「塩屋」さんへ。
国道230号線から逸れた住宅地の中にあるお店ですが、ちょっと分かりづらい場所にあります。
「あつひや半々セット」から「山菜セット」(780円)を注文。
「うどん山菜」という肩書だから両方食べたいけど、冷たいぶっかけも捨てがたいなぁ、と迷っていましたが、こういう欲張りな方にはピッタリです。
まずは、温かい「山菜うどん」から。
やや平たい麺は適度なコシがあって、ツルツルと入っていきます。
つゆはあっさりですが、やや甘めで、関西風のうどんよりも濃いめの味です。
具材は、ふき、ワラビ、ウド、こごみ、しめじ、天かす。
東藻琴から直送されたという塩漬けされた山菜は、スーパーで売っているパックの物とは全然違い、ポリポリした食感で美味しかったです。
続いて、冷たい「ぶっかけうどん」。
見た目は似たような麺ですが、こちらは噛み切るのに力がいる程コシがあります。
松山で食べた讃岐うどんに近い本格派ですが、年配の方にはちょっと厳しいかな?
こちらもつゆはやや甘めで、かぼすを入れるとすっきりした後味に。
具材は、大根おろし、かつお節、刻み長ねぎと至ってシンプル。
出来ればネギは、刺激の少ない小ねぎにして欲しかったんですけどね。
一軒家を改装した洋風の店内は、バリアフリーで、テーブル5卓に和室の小上がり席。
2階まで吹き抜けで大きな窓から明かりが降り注ぎ、明るく暖かい雰囲気でした。
道産小麦や自家製の塩を使うなど、こだわりを感じる美味しいうどんですね。
札幌中心部からかなり距離がありますが、また味わってみたいです。