久し振りに、太平の「豚ソバ Fuji屋」さんへ。
常々再訪したいと思っていたものの、2年以上も間が空いてしまいました。
混雑が嫌だったので開店直後に行きましたが、何とか待たずに座れました。
腹いっぱい食べようと、店舗奥の券売機で「つけソバ 醤油」の大盛り(850円)を購入。
店内に漂う魚介出汁のいい香りを嗅ぎながら、暫し待ちます。
背脂煮干豚骨と書かれたつけダレは、見た目はこってりドロドロした感じですが、意外とさらっとしています。
豚骨よりも煮干が前面に出て、塩分は強めながら割とあっさりした和風な味です。
さがみ屋製麺の太いストレート麺は、やや硬めでコシがあってツルツルしています。
つけダレとのバランスも取れていて、美味しいですね。
具材は、チャーシュー、キャベツ、キクラゲ、海苔、万能ねぎ。
炙りの入った厚めのチャーシューは、脂身が少ないですが、柔らかくジューシー。
キャベツは甘くシャキッとしていて、いいアクセントになっています。
最後は、小さな陶器のポットに入れられた割スープをセルフで投入。
マイルドな魚介豚骨味で、さっぱりした味になりました。
間口の狭い細長い店舗は、カウンター8席ですが、奥に待ち合い席があります。
店内禁煙で、美味しそうな香りも遮られずに楽しめます。
いまやすっかり人気店ですが、決して若者向けという訳ではなく、年配の方でも食べやすい印象を受けました。
研究熱心な店主なので、今後も期待します。